爆発から学ぶ、パニックの防ぎ方

今週のお題「爆発」

以前、工場の爆発に遭遇するといった夢を見た。

あまりにもはっきりした夢だったので、今でも鮮明に記憶している。

知らない場所でうろうろしていたら、近くの工場で爆発が起こった。

パニックになりとにかく慌てふためく、といった内容であった。

人間は、想定外の事故や災害が起こるとパニックになる。

厄介なのが、パニックを起こすと思考が停止するのだ。

私自身、過去に火事や大きな地震を経験したことがある。

そういったときはよく、冷静に行動しろと言われる。

しかし実際、想定外のことに直面すると、案外冷静になれないものだ。

会社で火事が起こった時など、1週間前に火災訓練をしたのに、

誰一人として訓練通りに行動した者はいなかった。

全員、火災現場に消火器を持って集合していた。

普通、まず逃げるのが先だろうと言いたくなる。

集団心理とは恐ろしいもので、周りと同じ行動をしてしまうのだ。

パニックを起こすことを前提として、日ごろから有事の際にはどうするか決めておくことが大切だと思う。

特に今は、感染症が流行っている。

もしも感染した場合、まずどうするか決めておく。

決めておくだけでも、冷静に対処できるのではないかと思う。

まあ、感染しないのが一番だけど。