今日も一日きみを見てた
『今日も一日きみを見てた 角田光代著』
多分、猫と一緒に暮らしている方は読んでいて頷く事が多いのではないでしょうか?
この本は、著者の角田さんの家に、猫のトトさんが来てから一緒に生活していく中での日々の出来事や、猫と暮らすようになってからのご自身の変化が描かれています。
私も3匹の猫様たちと生活していますが、親バカならぬ猫バカはどこの家も一緒なんだなぁと、ニヤニヤしながら読んでしまいました。
それにしても、猫様と暮らすまでは、猫と意思の疎通ははかれないものだと思っていました。
けど、実際はお互いの言わんとしていることを、なんとなく察する事ができるのです。
角田さんとトトさんも、意思の疎通がはかれています。
遊んでくれとか、ご飯イマイチなどなど、猫って賢いですね!
本にも書かれていましたが、角田さんにとってトトさんは動物でも人でもない不思議な存在だそう。
これには私も共感するところがありました。
猫なんだけど、なんだか不思議な存在なのです。
読んでいてホッコリする、そんな内容の本でした。
リンク