生産性って、何なのよ

最近会社で流行りの言葉、『生産性を上げろ』。

生産性なんて、上がるわけないじゃん、と思う。

 

生産性を上げる、すなわち仕事をしないってことですよ。

仕事が終わったら、とっとと帰っていいですよって言うなら生産性は上がるでしょうよ。

同じ給料をもらうなら、労働時間が短い方がいいに決まってる。

皆、いかに効率よく働くか真剣に考えると思う。

テクノロジーを使うなりスキルアップするなり、方法はいくらでもある。

 

でも、労働時間、変わらないんですよね?

時給労働の場合、効率よく仕事したら、やることが増えるだけじゃないですか。

誰が進んでそんなことやるんだよ、と言いたい。

 

そんな感じで、何十年と会社にいたりすると、中高年になってから仕事が超遅い人が増加する。

効率化する術を知らないし、デジタルに疎くなるうえ、頭の回転も遅くなる。

正社員だとめったなことでクビにならないから、自己研鑽もしない。

だけど、年功序列で給料だけは能力に反比例して増えるんだよね。

 

これ、会社のシステムに問題があるんじゃないの?

生産性あげないと、給料上げないもしくは解雇するようにすりゃいいと思うのだが。

生産性が上がらないシステムを作っておきながら、個人には生産性を上げろという。

生産性が上がらない人間を大量生産して、60になったら定年でポイっすよ。

会社って、結構変なとこだよね。