筋肉の衰えを自覚した話

筋肉は鍛えないと、衰えます。
しかも、衰えたことに気付くのは、使ってからじゃないとわからないということに気が付きました。

先日、久しぶりに仲間に誘われて弓道の稽古に行ってきました。
弓道は10年以上続けているのですが、ここ数年はコロナや指導してくださっていた先生が亡くなったりして、稽古場からは足が遠のいたのです。
せっかくお誘いいただいたし、久々に弓道仲間にも会いたかったので、張り切っていってきました。

私たちが普段、日常動作でよく使われる筋肉は、屈筋という体の前側の筋肉になります。
一方、弓道の動作をするのには、伸筋と言って体の背中側の筋肉をよく使いうのです。
伸筋のほうが屈筋よりも大きいので、比較的効率よく力が使えるのですが、日常動作ではあまり使われないので意識して使わないと衰えやすいのが特徴です。
伸筋を使う動作は、弓道だけでなく、他の武道でも使うことが多いのではないでしょうか?


稽古に行ったのが久しぶりすぎたせいか、とにかく弓を引くのに相当力がいるうえ、立ったり座ったりの動作をするたびに太ももがプルプルするのです。
以前、稽古に行っていたころには全く経験しなかったことなので、かなりショックを受けました。
相当筋肉が衰えているということに、今日になって初めて気が付いたのです!(特に伸筋)

ここのところ、スマートウォッチをつけ始めてから体重が減っていたので大喜びしていたのですが、筋力が減ったのが原因ではないかと今では疑っています。
いやー、使うまで筋肉が衰えたことにすら気が付きませんでした。
人生100年時代と言われているのに、この先自分の足で歩き続けられるか不安になってきました。
早めに気が付いて、よかったよかった。
稽古に誘ってくれた仲間には感謝すると同時に、これから少しずつ、貯筋していこうと思いました。